ファスティング(プチ断食)は本当に健康にいい?

1 :しじみ ★:2018/06/07(木) 02:15:56.79 ID:CAP_USER.net

■ハードル低めの「断食風ダイエット」、
ファイスティングの健康効果に専門家も注目しているが、拒食症や過食症のリスクが

食べたい物を食べながら、健康な体とスリムな体形、長寿を手に入れたい――。
そんな願いをかなえてくれそうなのが「インターミッテント・ファスティング(断続的断食)」。

確かに魅力的だけど、ちょっと信じられないって? そう思うのも無理はないが、
これが最もヘルシーな食事法である可能性を示唆する証拠は増えている。

インターミッテント・ファスティングは食事の時間を限定する食事法の総称だ。
例えば一般的な「5:2ダイエット」はカロリー摂取量を週2日だけ500キロカロリーに制限し、残り5日間は推奨量に戻す。
「16:8ダイエット」は1日の食事を8時間の枠内に制限。「日替わり断食」は普通の食事と断食を1日おきに繰り返す。

こうしたプチ断食は減量のほか、心臓病や癌のリスク低下、
寿命の大幅な延長など健康面で多くの効果が確認されてきた。
アラバマ大学バーミングハム校の研究者らは最新の研究で、
糖尿病予備軍の男性8人を対象に1日の食事を早い時間に済ませる
「eTRF(early time-restricted feeding)」の効果を検証した。

最初の5週間は食事できる時間枠を1日6時間とし、最後の食事は午後3時までに終了。
さらに2週間のリセット期間を挟んで、食事できる時間枠を1日12時間に拡大して5週間、
計4カ月にわたって実験を行った。こうした臨床実験では珍しく、必要に応じてスカイプも利用し、
毎回食事の様子を観察した。


■意志の強さが試される

その結果、eTRFは糖代謝率を向上させ、インスリン感受性(インスリンの働きやすさ)も高めるらしいことが分かった。
血圧と酸化ストレスも低下した。いずれも体重は落とさずに、だ。

今回の実験は小規模だが、最近提唱されたeTRFを人間で検証した初のケースであり、
また非常に厳密で管理された実験手法も栄養学の研究としては異例だと、
ロンドン大学ユニバーシティーカレッジ(UCL)健康加齢研究所の
ジェームズ・キャターソン(今回の実験には関与せず)は指摘する。

これまでの研究でも、断続的な断食の効用は多くの生物で認められていると、キャターソンは言う。
「バクテリア、イースト菌、線虫、マウスなどで断続的断食による健康・長寿効果が認められる」

WHO(世界保健機関)が肥満を21世紀最大の公衆衛生上の課題の1つと位置付ける時代だけに、
研究者や臨床医は興奮気味だ。「こうした方法なら、食べられない時間は1回連続24時間までなので、
それほど口寂しさを感じずに済む」と、英栄養士会のリニア・パテルは言う。
「この種の食事パターンなら、カロリーの低い食事ばかりで代謝が落ちるのを予防する効果も期待できる」

「FMD(fasting-mimicking diet)」と称する「断食風ダイエット」では意志の強さが試される。
5日間のうち初日は1日1100キロカロリー未満、2~5日目は500キロカロリー前後に制限するもので、
1年間に2~3回実践するだけで断続的断食の効果が期待できることが、南カリフォルニア大学の研究で分かっている。

しかし、専門家らは慎重だ。「『結論を下すのは、生活習慣の違いも考慮に入れた、
より厳密で大規模な研究が行われてからにすべき』というのがコンセンサスになっているようだ」と、
キャターソンは言う。現状では断続的断食は、
健康を害するほど太っている人に特にメリットのある食事制限の1つにすぎないという。

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ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/post-10313.php
続く)


2 :しじみ ★:2018/06/07(木) 02:16:12.55 ID:CAP_USER.net続き)>>1

■長期的な効果は未確認

例えばアメリカ心臓病協会は17年1月30日付の声明で、
断続的断食は1日に少しずつ何度も食事をするのと同じく短期的には心臓にいいという研究結果があることを認めている。
しかし、長期的な効果については研究の余地があるとクギを刺した。

「早い時間にたくさん食べて夜は控えめにするほうが健康にいいというのは理にかなっているが、
研究はまだ行われていない」と、声明の代表著者は指摘する。
実験の参加者が食事内容を常に正直に報告しないと信頼できる証拠が得られない点も問題だという。

断続的断食が健康にいいと証明されたとしても、実践するのは簡単ではない。
永遠に続くかのような断食に比べればましだろうが、
「ごちそうの日」だからといって体に悪い飽和脂肪酸や糖分たっぷりの食事を好きなだけ食べていいわけではない。

「ジャンクフードを食べたり大食いしたりすれば、断食のメリットはない」と、パテルは警告する。
不健康な食生活が長く続けば、ビタミンやミネラルのバランスが崩れかねない。

「断食」や「ごちそう」という言葉自体も問題だと、キャターソンは言う。
食べ物を勝手な判断で「いい食品」と「悪い食品」に二分することで、拒食症や過食症につながる恐れがあるからだ。

野菜や果物、全粒穀物、豆類、低脂肪の乳製品、タンパク質の多い食品(鶏肉、魚、脂肪の少ない赤身肉、卵など)、
食用脂肪(オリーブオイル、アボカド、ナッツ類など)といった食品を中心に食べるのが一番だと、パテルは言う。

長期的な健康管理のカギは、自分の体と自分のライフスタイルに合った食習慣を見つけることだ。言うまでもないが、
新しい食習慣を取り入れる場合は医師に相談すること。
糖尿病や消化不良に悩んでいる人や摂食障害の経験者はなおさらだ。

結局のところ、野菜を食べてジャンクフードは避けるのが一番というわけだ。

ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/post-10313.php



3 :

空腹に負けてついつい無駄飯食いそうになったときには
金を払って醜い体になるのか?って自問すると効果的。



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ナッツは健康食だがピーナッツとアーモンドミルクは要注意

 ナッツが世界中で長寿につながると注目されている。
『医者が教える食事術2 実践バイブル』でも最新の研究成果を根拠に、効果的なナッツの摂取を推奨している。ただし、ナッツなら何でもいいわけではない。添加物やカビのあるものなど摂取しないほうがいいナッツも店頭にはある。
 
 またピーナッツをナッツと勘違いしている人や、市販のアーモンドミルクを健康のために飲んでいる人もいるが、これにも落とし穴があるので注意が必要だ。今回は『医者が教える食事術2 実践バイブル』より、おススメ食材であるナッツの効果的な食べ方と、落とし穴を紹介する。



● ナッツのすごい健康効果が 世界的に注目されている


 最近、世界中で「体にいい」という研究結果が報告されているのが、ナッツです。

 例えば、アメリカのダナ・ファーバーがん研究所がハーバード大学公衆衛生大学院などと共同で行った研究結果によれば、一つかみのナッツを毎日食べる人は、まったく食べない人に比べ、20%も死亡率が低下したそうです。週に1回食べるだけでも、7%の低下が見られたというのです。(*1)

 また、2018年の『NEW ENGLAND JOURNAL OF MEDICINE』に掲載されたスペインの研究では、エキストラバージンオリーブオイルとナッツをたくさん使った地中海食を摂ることで血管性疾患が減ることも突き止められています。(*2)

 さらには、ナッツを多く食べると(1日67グラム)、総コレステロール値が5.1%、悪玉とされるLDLコレステロール値も7.4%低下することも報告されています。太る原因の中性脂肪も下がったそうです。(*3)

 「ナッツは太ってコレステロールが上がる」というのは大きな間違いなのです。私たち日本人も、もっとナッツを摂りましょう。連載の第5回の「チョコやナッツはニキビの原因」は真っ赤な嘘でも説明したように、ナッツを食べてもニキビが出るなど肌に悪影響は出ません。

 週に3~5回くらい食べるとして(週に7回でもかまいません)、まず1回の摂取量は約30グラムを目標とし、徐々にこの論文にある1日67グラムに増やしてゆくのがいいでしょう。

 アーモンド、ヘーゼルナッツ、クルミなどがミックスされ、30グラムくらいの小袋に分けられた製品も市販されています。それを鞄にしのばせておき、小腹が空いたときに食べるといいでしょう。


● ピーナッツは「ナッツ」ではない! 強烈な発がん作用のカビにも注意

 ただし、ナッツを選ぶときには、2つ大事なポイントがあります。

 1つは無塩のものを選ぶこと。もう1つは、カビに注意することです。ナッツ類につくカビが出すカビ毒は強烈な発がん作用を持ちます。

 なお、ピーナッツはナッツではなく正確には「種」ですが、食品成分的には「種実類」として同じくくりに入っています。

 ハーバード大学が2017年米国臨床腫瘍学会雑誌で行った発表では、大腸がん患者がナッツを多く食べる(1日アーモンド7粒)と、生存率が改善したと報告しています。しかし、ピーナッツにはこの効果は見られなかったそうです。(*4)

 したがって、ナッツは良くても、ピーナッツはあまりおすすめできません。というのも、今、日本で市販されているピーナッツ製品の多くが中国産で、製造過程が確認できませんし、塩がたっぷり振られているケースが目につくからです。

 ピーナッツを食べるなら国産の信頼がおけるものに留めておきましょう。


● 添加物だらけのアーモンドミルクは わざわざ飲む必要なし!

 もう1つ、今、人気上昇中の市販のアーモンドミルクもやめておいたほうがいいでしょう。いくつかの製品の成分を確認してみましたが、砂糖だけでなく、怪しげなものが混ざっています。

 健康にいいからと勘違いしてわざわざ摂取している人もいるようですが、あえて、飲む必要はありません。


 
(この原稿は書籍『医者が教える食事術2 実践バイブル――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方70』から一部を抜粋・加筆して掲載しています)

(*1)N Engl J Med 2013;369:2001-11
(*2)N Engl J Med 2018;378:e34
(*3)Archives of Internal Med 2010;170:821-27
(*4)J Clin Oncol 2018;36:1112

牧田善二


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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190915-00214408-diamond-soci



11levanps 

アーモンドミルクがダメと書くなら、「怪しげな成分」と言わずに正確に何点のサンプルに何が入っていたのか説明してほしい。
これでは「アーモンドミルクはすべて危険」という暗黙のメッセージになってしまいますがちょっと無責任すぎませんか?
n? 

まとめ的に書いてる文で
長々とは読みたくない人もいるんだし
とっかかりわかったんだから
自分に関係あるなら自分で調べれば?
名無しさん 

ぶどう糖果糖液糖ですかね。
多くの加工食品に入っていますが…
名無しさん 

先日スーパーでよく見る外国のアーモンドミルクを何気なく買って、家で原材料を確認したら砂糖の含有量が最も多く、食塩と植物油脂も入っており、さらに「リン酸Ca、クエン酸K、安定剤(増粘多糖類)、乳化剤、ビタミンE、香料」とこれだけの添加物まで入っているのを知り、失敗したと思いました。個人的には摂取したくない。

通販になりますが、国内製造で無添加のアーモンドミルクを見つけて、そちらを購入しています。値段はもちろん違いますが、味も安心感も違います。

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死亡リスク高める糖質制限 「炭水化物が3割以下」は危険

 根強く今も流行り続けているのが「糖質制限ダイエット」。手っ取り早くやせられるので実践する人が多いが、リバウンドもしやすいため、“万年ダイエッター”を増加させる要因にもなっている。

 長期間、糖質を制限することのデメリットはあまりに大きい。

 国立国際医療研究センターによると、心疾患や腎臓病を含む総死亡率は、高糖質の人と比べて低糖質の人の方が31%高かった。米ハーバード大学が25年間にわたり行った調査でも、最も死亡率が高いのは、食事に占める炭水化物の割合が3割以下の人だったという。工藤内科ダイエット外来の医師・工藤孝文さんが話す。

「通常、成人は1日に必要なカロリーの6割を炭水化物から得ます。そのため、主食を絶ったりするとカロリーが減りすぎてエネルギー不足に陥ります。

 ふらつきやめまいなど日常生活に影響が出るだけなく、筋肉が落ちて、気がつけば見た目はスレンダーでも筋肉はスカスカ、代謝も落ちて悪循環、という状況に陥る。これは“隠れメタボ”の状態で、中性脂肪が体内にたまり、心臓病脳卒中を招いてしまうのです」

 肥満指数のBMI値で見た研究でも、BMIが高い人より低い人の方が死亡リスクが高いという研究結果がある。女性の場合、BMI19以下になると死亡リスクが61%も上昇するという。

 健康寿命を延ばそうと糖質制限をしているのに、かえって寿命を縮めてしまうのでは本末転倒だ。

※女性セブン2019年9月12日号

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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190901-00000008-pseven-life

netone 


だって筋肉が萎えきった人が『痩せた〜い』なんて言って糖質制限しているんですよ?
肌にはハリも無くくすんだ肌色して見るからに不健康そうです。
女性で細いのに二の腕がプルプル揺れる人、そういう方は筋肉が足りないのです。
ある程度糖質を取り、運動しなければ糖の代謝機能が落ち過ぎて、妊娠糖尿病や高齢になってからの糖尿病のリスクが高まります。

一週間に一回でもいいので、筋肉痛が起きるぐらいの筋トレした方がいいです。
そして糖質もしっかり取る事。
1食あたりコンビニのオニギリ1個分なら多いとは言えません。
お菓子を食べないで御飯をしっかり食べる事、健康的な体を作るのは自分のためです。
って言っても若い人は分からないんですよね。
アラフォーになってからしみじみ痛感してください。
そこからでも遅くは無いから。

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「卵は1日何個まで食べていいのか」論争がついに決着!? 米大学が最新論文を発表

文藝春秋」8月号の特選記事を公開します。(初公開 2019年7月21日)

 卵は体にいいのか悪いのか――。

 豊富な栄養素を持ち「完全食」と呼ばれる卵だが、健康に与える影響には賛否両論があり、長らく「1日何個まで食べていいのか」という “卵論争”が繰り返されてきた。

 卵にはコレステロールが多く含まれることもあり、子どもの頃に親から「1日1個までにしなさい!」と教えられてきた人も多いのではないだろうか。


毎日3個の卵を食べて117歳まで生きた女性

 その一方で、2017年に117歳で亡くなったイタリア人女性、エマ・モラノさんが90年にわたり1日3個の卵を食べていたことから、「卵を多く食べると長寿に繋がる」などと紹介されることもあった。

 だが今年3月、こうした“卵論争”に一石を投じる最新研究がアメリカで発表された。ノースウエスタン大学が世界の5大医学雑誌のひとつ「JAMA」に発表した論文には次のように綴られている。


卵を1週間に3~4個食べる人は……

〈卵を1週間に3~4個食べる人は全く食べない人に比べて心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高く、早死にする危険性がある〉

 この研究論文に対し、「この研究は現時点では最も信頼性が高いものです」と語るのはUCLA医学部助教授の
津川友介氏だ。  

  津川氏は内科の臨床医として経験を積んだ後、ハーバード大学で統計学を学んだビッグデータの専門家だ。昨年発売され、わずか10日間で10万部のベストセラーとなった『
世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』の著者でもある。

 今回の研究は、約2万9000人のアメリカ人を平均で17年半追跡した6つの研究を「統合」して導き出されたことに加え、その分析も精緻に行われているという。

「この研究では、他の食事から摂るコレステロールや生活習慣などの要因を厳密に取り除いた上で、卵に含まれるコレステロールが心筋梗塞や脳梗塞、さらには死亡率に悪影響を及ぼしていることが明らかになりました」

結局、何個まで食べていいのか?

 津川氏はこれまで、卵の摂取量と心不全のリスクを評価した研究結果を元に「1週間に6個まで」と説明してきたが、改める必要が出てきたという。

「この研究では、『何個までは大丈夫』とする上限値は示されていません。つまり、摂取量が少なければ少ないほど病気になるリスクは低くなると考えられます。よって今は、卵は控え目にした方がいいと説明しています」

 ただし、津川氏によれば、卵の摂取量は栄養状態やそれ以外の食事内容、年齢などによっても変わる可能性があるという。とくに栄養が不足しがちな高齢者や育ち盛りの子どもなどは必ずしも「卵は控えた方がいい」とはいえないようだ。

文藝春秋」8月号 に掲載した津川氏の論考「血管を守る『卵、肉、魚』の食べ方」では、卵以外にも肉や魚、大豆など、健康にいいタンパク質の摂り方について詳述している。
 
「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2019年8月号

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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190815-00013416-bunshun-life


名無しさん 

生き物が最大限に生きて鼓動する数はみんな一緒だから
卵の数とか気にしてイライラせずに穏やかに生きればいいんだと思う

逆に血管詰まるのが怖いとかそれが気になってひどいストレスになるということであれば
健康重視で身体にいい生き方を探索考察研究して卵の数などを気にして生きればいいと思う

タバコでもお酒でもリスクファクターになるものはあるけど
そんなのガンガンやってても元気でしっかりした90の婆ちゃんもいるし
旦那に隣で一日5本のタバコを吸われて肺がんになっちゃう奥さんもいるわけで

そんなのでも個人差があるのに食べ物で個人差がないわけないよね

何か一つとって長生きの秘訣かリスクかはわからないと思いますよ


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お酒とコーヒーはやはり体に悪い!?「適量」は想像以上に少ない

 コーヒーやお酒などの嗜好品。それほど量が多くなく「適量」ならば、“体に良い”とされてきた。しかし、最近の研究論文では、むしろ少量でもリスクを指摘するものが増えている。(医療ジャーナリスト 木原洋美)

● コーヒーは肝臓にいいが 毎日2杯で依存症の危険あり

 実際のところ、嗜好品は体に良いのか悪いのか?

 大人の三大嗜好品であるコーヒー、タバコ、アルコールについては、「新たな健康効果が判明」という朗報が流れる一方で、昨今は「いやいや、実は身体に悪いんだ」という愛好家にとって“悲しいニュース”も報じられる。

 タバコについては、「百害あって一利なし」というのが、世界的かつ医学的な統一見解のようだが、コーヒーとアルコールはどうなのだろう。

 内臓の中で唯一、解毒能力のある臓器「肝臓」との関係を中心に調べてみた。

 まずはコーヒーについて。

 全日本コーヒー協会のサイトには「コーヒーと健康」というコンテンツがあり、コーヒーを毎日飲むことは、心筋梗塞や狭心症などの心臓病、脳梗塞などの血管系の疾患につながる“脂肪肝”を抑制する効果があると紹介している。

 脂肪肝には、アルコールに起因する「アルコール性脂肪肝」とアルコールをあまり飲まない人にも起きる「非アルコール性脂肪肝」の2種類があるが、コーヒーにはアルコールの量や肥満の有無にかかわらず「肝機能を改善し、脂肪肝の発生も抑制する効果がある」(三菱総合健診センター 2004年 調査)という。

 加えて、国立がんセンターも、「コーヒーを1日3杯飲むと肝細胞がんのリスクが半分になる」というデータを発表しているそうで(2013年)、コーヒーは健康の中でも特に、肝機能に良い影響を及ぼすらしい。

 同様のデータは、国立健康・栄養研究所所長の古野純典さんの調査でも明らかになっていると「日経スタイル」の記事にも掲載されている。

 こうした効果のカギを握るのは、コーヒーに含まれる「カフェイン」ではなく、「クロロゲン酸」というポリフェノールの一種だという。

 カフェインには、20~200mg(コーヒー1杯分は約60mg)の摂取であれば、眠気覚まし効果や活力アップ、集中力・幸福感を高めるといった効果があるが、それ以上になると不安・不眠・眠気・頻脈等の中毒症状が出現する場合がある。

 また、カフェイン200mgを1日2回14日間継続摂取すると、活力が出るといったメリットは薄まり、中毒症状のみが感じられるようになるほか、カフェインを飲まないと24時間以内に頭痛・眠気・イライラ感等の「離脱症状」が起こることがあるという。(参考『総合診療 2019.2』医学書院)

 要するに、「コーヒーを飲むと目が覚める」というよりは、「コーヒーを飲まないと目が覚めなかったり、イライラしたりする」ようになり、不快感から逃れるためにより多くのコーヒーが飲みたくなるというわけだ。コーヒーで効果が得られなくなると、カフェイン製剤に頼る人も出てくる。こうなると、もう「依存症」なのだが、ほとんどの人は無自覚なように思う。

 実は筆者もコーヒーが大好きで、コーヒーを飲まないと1日が始まらない感じがあり、かつては普通に1日10杯飲んでいた。今は加齢のせいか、胸焼けするような気がするので、1日3杯に留めている。カフェインが体内で分解される際には、肝臓に負担がかかるという。メリットとデメリットのバランスは微妙だ。

 ちなみにカフェインのデメリットは、2015年に報道された20代男性のカフェイン中毒死をきっかけに注目されるようになった。ただ、男性が死亡したのはコーヒーの飲み過ぎではなく、カフェインの含有量が高いエナジードリンクの飲み過ぎによるもの。急性カフェイン中毒で緊急搬送される人の100%近くは、カフェイン製剤による中毒だという。

 だから決してコーヒーが悪いわけではないのだが、依存症の不安なく、肝機能の改善やがん予防効果といったメリットを享受するには、1日1杯程度にとどめておいたほうがいいような気がする。

 でも、研究報告は「3杯飲むといい」といっている、1杯では足りないみたいだ。

 それならカフェインを抜いたコーヒーならいいのか、というと、「カフェインを抜く過程で危険な化学薬品が使われている可能性がある」という話もある(日本ではこの薬品の使用は禁止されているため、日本製のカフェインレスは大丈夫)。

 コーヒー愛好家としては、難しい判断を迫られるのである。

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● アルコールは少量でも毒 百薬の長ではない

 ではアルコールはどうか。

 飲み過ぎが身体、特に肝臓に悪いことは常識。しかしアルコールの種類に関係なく、男性で1日40g(日本酒で換算すると約2合)、女性の場合は1日20g(日本酒で換算すると約1合)までなら、まあ、健康に影響はないといわれており、週1日「休肝日」を設ける、身体に優しい飲み方も推奨されている。

 さらに、1日にグラス1杯の赤ワインは、「コレステロール値を下げる」「ダイエットに効く」「心臓病予防効果がある」等のメリットがあり、飲み過ぎはいけないが、少量なら薬になるというのが定説だ。

 日本酒だって、昔から「百薬の長」といわれている。飲み過ぎがいけないのは分かるが、少量なら身体に良いと信じられている。

 ところが、こうした「飲酒は少量なら体に良い」説を否定する論文が2018年8月、医学雑誌「ランセット」に発表された。ランセットは、世界で最も有名で、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つであり、掲載される論文の信頼度も高い。

 これまでの「少量飲酒健康増進説」の根拠は、「アルコールには動脈硬化の進行を防ぎ、脳梗塞や心筋梗塞などの循環器疾患の発症リスクを下げる効果がある」とする研究結果が多数存在したことだった。

 しかし、世界195ヵ国で実施された研究を解析したところ、全体的には、飲酒のメリットは限定的な上に、「ときどき」摂取するだけでも有害だということが判明し、論文の著者らは、各政府に対し、国民に完全な断酒を勧めるべきだと訴えている。

 飲酒は、たとえ少量であっても乳がんや口腔がんなどにかかりやすくなるリスクが増大するため、「アルコールによる特定の病気の予防効果は、飲酒がもたらすリスク全体を相殺するほどのものではない」と結論づけられた。

 2019年1月に、精神科以外では全国初となる「飲酒量低減外来」を開設したことで話題になっている筑波大学地域総合診療医学の吉本尚(ひさし)准教授に至っては、「現代ビジネス」の取材に対して「飲酒は少なくとも約200の病気の発症リスクを高める」と回答している。

 「ダイヤモンド・オンライン」でおなじみの慢性痛の名医・北原雅樹医師(横浜市立大学ペインクリニック科)も以前から、「百薬の長どころか『万病の元』だ」と言い続けてきた。

 「慢性痛の患者さんには、お酒を普段から飲んでいる人も多い。お酒を長期間、日常的に飲み続けると、体のあちこちに悪影響が表れる可能性があります。なぜならアルコールは神経に対する毒性があるため、末梢神経障害を起こして足先や手先がしびれたり、認知機能の障害を起こしたりする場合があるからです。

 男性ホルモン(テストステロン)の分泌量を減らす作用もあるため、性欲を減退させるのみならず、骨粗しょう症や筋肉量の減少、意欲の低下などを引き起こすこともあります」

 ◇

 どうやら肝臓だけでは、コーヒー、アルコールのデメリットを「解毒」するのはムリで、本当に健康を考えるなら、「コーヒーは1日1杯」「アルコールはゼロ」が適量ということになる。

 だが、コーヒーもお酒も、体だけでなく「心が欲する飲み物」だ。薬だと思って飲んでいる人が、それほどたくさんいるとは思えない。この際、健康に対する良しあしは置いといて、「おいしいから飲む」「楽しいから飲む」ということで良いのではないだろうか。

木原洋美


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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190727-00209999-diamond-soci



名無しさん 

アルコール依存は身体ではなく精神の問題が多いと思うけど。
私は酒にはそこまでだがコーヒーは毎日。
それを我慢してまで長生きしてなんになるのかさっぱりです。

知り合いで超酒好きな方がいましたが、それで肝臓悪くなって亡くなりました。
でも葬式で息子さんが楽しそうに美味しそうに飲んでいるから止めたくなかったし幸せだったと。香典返しは4号日本酒でした。心から羨ましいいい人生いいご家族だと思いましたよ。

ラーメンやらなんやら、現代は身体に悪いものばかり。精神の辛さから逃げるための酒、アルコール依存はよくないと思うが、好きなものを食べたり飲んだりし、太く短い人生でも私はもういいと思ってます
pancake 

コーヒーもお酒以外でも、依存症になるほど過剰に取れば体に悪い。
多少体に良くないものでも、食べたり飲んだりすることが楽しみやストレス解消になるのなら、精神的にプラスになるのだから良い面もあると思う。
名無しさん 

そう書かれると、やめなきゃと思うが、自分がリラックス出来て、嗜む程度なら問題ないと思う。
ガマンしてストレスが溜まる方が身体によくない。
コーヒーは毎日二杯、お酒は土日のみと決めてます。
生きた祟り神 

健康に良いと言われてる、どんな食材でも過剰摂取すれば有害になる…それを理解して適切な量を摂取して快適に過ごせるならば、良い嗜好品だと思う…逆に、適量に摂取し明日の活力源にしていたのに、それを奪われたら生き甲斐を失い短命になる。

アルコールとコーヒーは古代から摂取しているので適切な量を管理して摂取すれば有害とは思わない…完全に有害なら、とっくの昔に絶滅しているはずです。

嗜好品への有害を云々するのなら、食品添加物や人工甘味料や大気と土壌・水質や放射線、完全に有害な化学物質などの取り締まりや管理&監視&監督をするのを優先すべきと思います…これら有害物質は基準値以下の摂取や曝露なら健康に影響はないとされ、有耶無耶になっているのは、間が抜けている。

要は、人体の解毒作用の能力に余裕がある摂取量や曝露量なら問題ないと考えてます…結局、生まれれば最後は死ぬのだし…。
名無しさん 

最近は研究が細分化され、また、技術力の向上やこれまでの研究の積み重ねもあって、身体に実は良くない、と判明するものが多いような気がする。
研究結果を無視するつもりは無いが、神経質になり過ぎるのも精神衛生上良くない気がする。
かなり健康に気を遣っていた人でも、早くに亡くなる方はいるわけで。。どんなものでも摂り過ぎは良くない、この意識だけ持ってればいいのかな、と個人的には思う。

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